スタッフ
■監督・脚本:片渕須直(かたぶち・すなお)1960年大阪生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。
宮崎駿監督が参加した日伊合作のテレビアニメーションシリーズ『名探偵ホームズ』で、脚本・演出補を担当。
89年宮崎駿監督作品『魔女の宅急便』でも演出補を務める。
96年世界名作劇場の『名犬ラッシー』では監督としてシリーズをまとめあげた。
01年劇場アニメ作品『アリーテ姫』で監督・脚本を手掛け、
また同年にゲーム作品『エースコンバット04 シャッタードスカイ』に演出・脚本として参加した。
06年のテレビアニメシリーズ『BLACK LAGOON』で監督・シリーズ構成・脚本を担当。
他にも数々のアニメーション作品でその手腕を発揮、高い評価を得ている。
■制作スタジオ:マッドハウス1972年創設のアニメーション制作スタジオ。緻密で品質の高いアニメーションを作ることで、国内はもとより、
海外からも高い評価を得ている。
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受賞暦など
第31回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞/『ピアノの森』
第63回ヴェネチア国際映画祭 コンペティション部門出品作品/『パプリカ』
第19回東京国際映画祭animecs TIFF 2006 × digital TIFF 共同オープニング作品/
『パプリカ』
シッチェス国際映画祭2006 最優秀アニメーション賞受賞/『時をかける少女』
第30回日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞/『時をかける少女』
第31回アヌシー国際アニメーション映画祭 長編映画部門特別賞/
『時をかける少女』
平成19年度(第11回)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 優秀賞/
『電脳コイル』
平成20年度(第12回)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 優秀賞/
『カイバ』
など国内外での受賞多数 -
劇場代表作品
『幻魔大戦』(83)『獣兵衛忍風帖』(93)『メトロポリス』(01)『東京ゴッドファーザーズ』(03)『時をかける少女』(06)『パプリカ』(06)『ピアノの森』(08)ほか
など国内外での受賞多数テレビ代表作品
『カードキャプターさくら』(98-00)『花田少年史』(02-03)『BECK MONGOLIAN CHOP SQUAD』(04-05)『MONSTER』(04-05)『NANA』(06-07)『BLACK LAGOON』(06)『チーズスイートホーム』(08-09)『スティッチ!』(08-09)『はじめの一歩』(09)『魍魎の匣』(08)ほか
キャスト
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青木新子役:福田麻由子(ふくだ まゆこ)
- 1994年8月4日、東京生まれ。98年に芸能界デビュー。
2004年『下妻物語』(中島哲也監督)で映画初出演。
以後、TVドラマ「女王の教室」(05)、「白夜行」(06)や、映画『日本沈没』(06/樋口真嗣監督)、『Little DJ~小さな恋の物語』(07/永田琴監督)、『L change the World』(08/中田秀夫監督)、『犬と私の10の約束』(08/本木克英監督)、『GOEMON』(09/紀里谷和明監督)などで確かな演技力と存在感を持つ次世代若手女優として活躍。『ヘブンズ・ドア』(09/マイケル・アリアス監督)では長瀬智也とダブル主演。アニメ映画の出演に『ピアノの森』(07/小島正幸監督)がある。
- 1994年8月4日、東京生まれ。98年に芸能界デビュー。
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島津貴伊子役:水沢奈子(みずさわ なこ)
- 1993年10月1日、愛知県生まれ。
2007年、集英社週刊ヤングジャンプ「制コレGP」グランプリを受賞。
「花より男子2リターンズ」(07)でドラマデビューを果たし、同年「3年B組金八先生 第8シリーズ」にレギュラー出演。
劇場用映画では『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(08/塚本連平監督)などに出演の後、『赤んぼ少女』(08/山口雄大監督)で初主演。
雑誌グラビアやPVなどでも活躍中である。
- 1993年10月1日、愛知県生まれ。
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諾子(なぎこ)役:森迫永依(もりさこ えい)
- 1997年9月11日、千葉県生まれ。
2001年に劇団入りし、06年に実写版「ちびまる子ちゃん」で主役のまる子を演じて大ブレイクする。
以後「功名が辻」(06)「瞳」(08)「少女たちの日記帳 ヒロシマ 昭和20年4月6日~8月6日」(09)などのドラマに多数出演。劇場用映画も『CASSHERN』(04/紀里谷和明監督)をはじめ、『憑神』(07/降旗康男監督)、『ラストラブ』(07/藤田明二監督)、『女の子ものがたり』(09/森岡利行監督)など話題作への出演が続いている。
- 1997年9月11日、千葉県生まれ。
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青木長子(新子の母)役:本上まなみ
- 1975年5月1日、東京生まれ、大阪育ち。
女優として数々のドラマや映画、CMなどで活躍。
一方で 「ザ・ベストハウス123」(CX) などの司会業やナレーター、さらにはエッセイスト、絵本作家としてなど、その活動は多岐にわたる。
映画の代表作に『群青の夜の羽毛布』(02/磯村一路監督)、『紙屋悦子の青春』(06/黒木和雄監督)、『幸福のスイッチ』(06/安田真奈監督)、『ハンサム★スーツ』(08/英勉監督)、『悪夢のエレベーター』(09/堀部圭亮監督)など多数。
- 1975年5月1日、東京生まれ、大阪育ち。
音楽
■『マイマイ新子』の劇中音楽について片渕監督の熱いリクエストを受け、シンガー・ソングライターのMinako "mooki" Obata のスキャットがフューチャーされました。
その歌声を管弦楽と組み合わせる、という難題に挑んだのが、ピアニストで作曲家の村井秀清です。
二人のコラボレーションにより、ポップでキュート、そしてアカデミックでエモーショナル、という全く新しい映画音楽が誕生しました。
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- 村井秀清
(むらい・しゅうせい)作・編曲/ピアノ・キーボード奏者
大学卒業後、米国ボストン・バークリー音楽院に留学。1993年帰国。帰国後ピアノ・キーボード奏者として活動を開始。現在は、自己のトリオShu-Kay-Manで活動中。
作曲家としてもNHK「世界ふれあい街歩き」「プロフェッショナル仕事の流儀」の音楽などTV・CD・CMなどで活躍中。
アニメーションは、「アリソンとリリア」「ウルトラヴァイオレットコード#44」「魍魎の匣」「蒼天航路」など、いずれもマッドハウス作品。
Official web site
- 村井秀清
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- Minako "mooki" Obata
(みなこ・むーきー・おばた)シンガー・ソングライター
1995年『WE HAVE A DREAM』でビクターエンタテインメントよりデビュー。以後3枚のオリジナル・アルバムを発表。
ソロ活動のほか、作家として楽曲提供やコーラスとしてのツアーやレコーディングの参加、ヴォーカルディレクションやヴォーカルコーチとしての活動もおこなっている。
マッドハウス作品の映画「メトロポリス」で主題歌を作詞・歌唱。
「ブラックラグーン」「カイバ」などにも楽曲提供している。
Official web site
- Minako "mooki" Obata
主題歌
「こどものせかい」コトリンゴ
- ■コトリンゴ1978年生まれ。5歳よりピアノを始め、7歳で初めての作曲をする。
神戸の甲陽音楽院を卒業、ボストンのバークリー音楽院に留学。
ジャズ作・編曲/ピアノパフォーマンス科専攻し、数々の賞を受賞。
学位を取得後NYへ移り、様々なギグに参加。
坂本龍一がナビゲーターを務めるJ-WAVE『RADIO SAKAMOTO』の
オーディションコーナーにデモテープを送りデビューのきっかけをつかむ。
2006年『月桂冠・つき』のCMソング「こんにちは またあした」でデビュー。
現在までにアルバム「songs in the birdcage」「Sweet Nest」、ミニアルバム「nemurugirl」を発表。
ライブパフォーマーとしての評価も高く、2009年秋には全国20数本のcafeライブツアーやイベントを行う。
透明感のあるファニーヴォイスと、坂本龍一も驚嘆するほどのピアノテクニックが織りなす世界は、
各方面から注目を浴びている。
http://kotringo.net/
アルバム情報
- 「trick & tweet」数多くのミュージシャンと作りあげ、練り上げたこのアルバムは、
デビューから変わらない彼女のファニーボイス、ピアノテクニックと相まって、
3枚目のアルバムにして最高傑作!
コトリンゴ
3rdアルバム
「trick & tweet」now on sale!RZCM-46317 ¥3,000(tax in)